2015年 レース・モロッコ

シトロエン・レーシングはマラケシュ（モロッコ）の市街地特設コース、ムーレイ・エル・ハッサン・サーキットで行われたFIA世界ツーリングカー選手権（WTCC）で、レース1、レース2ともに表彰台を独占。レース1では1位から5位を占める快挙を達成。チャンピオン、ホセ・マリア・ロペスがレース1で勝利し、チャンピオンシップを大きくリードするとともに、シトロエン C-Elysée WTCCの圧倒的な速さを示しました。

• ※結果はFIAの最終確認を条件とする。

レース1では、ポールポジションからスタートしたホセ・マリア・ロペスがマー・チンホワの追撃をかわし勝利を飾り、5番手からスタートしたセバスチャン・ローブが3位、予選でペナルティを受け11番手スタートとなったイヴァン・ミューラーが5位に上昇。地元出身でセバスチャン・ローブ・レーシングからシトロエンで参戦するメディ・ベナーニが予選2番手から4位に入る健闘を見せ、大声援を浴びました。シトロエン C-Elysée WTCC は1位から5位までを独占する初の快挙を成し遂げました。

リバースグリッドで行われるレース2では、ミューラーがポールポジションから、ローブが3番手、チンホワが8番手、ロペスが10番手からのスタートです。1周目でローブが2番手に上がり、ロペスは5番手にジャンプアップしました。さらにロペスは6周目に3番手となり、この時点でシトロエン・レーシングの4台が上位を独占。その後、チンホワはコースアウトして脱落しましたが、トップ3は安定した走りでチェッカーを受けました。

ドライバーのコメント

ホセ・マリア・ロペス

「チーム全員のおかげで、素晴らしい週末になりました。レース1では優勝し、レース2もいいスタートで第1コーナーでのアクシデントを避けることができました。自分でも予想外でしたが、選手権を考えると素晴らしい結果です」

イヴァン・ミューラー

「レース1はグリッドのかなり後方からスタートして5位でフィニッシュできたので満足しています。勝てたレース2もセブとのバトルで楽ではありませんでした。優勝モードに戻れて本当にうれしいです。ここまで長い道のりでした」

マー・チンホワ

「2位になれてうれしいです。ロペスととことん戦いたかったので、最初のうちに勝負をかけました。レース2はコースを飛び出して壁に接触してしまいましたが、レースを続行できたので、完走を果たすことを目標にしました」

セバスチャン・ローブ

「予選では悔しい思いをしましたが、マシンのセットアップを良くすることができ、2レースともうまくいきました。イヴァンにプレッシャーをかけ続けましたが、同じマシンで戦う4度の世界チャンピオンを抜くのは、ほぼ不可能でした」

レース結果

レース1

レース2

• ※上記結果はFIAの公式発表によるものです。

ポイントスタンディング

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