排ガスと燃費に関するPSAプジョー・シトロエングループの立場

PSAプジョー・シトロエンは、自社製車両の汚染物質の排出量が規制値以内であることを言明し、第三者組織と提携して実走行の燃量消費率について積極的に公表することをここに発表します。

現在、ディーゼルをめぐる一連の報道は、自動車業界全体に影響を与えており、PSAプジョー・シトロエンとしてはより良い情報をお客様、投資家、そしてその他関係者の皆様に提供することが重要だと判断いたしました。

PSAプジョー・シトロエンは、認証排ガス試験時にそれを感知し、NOx(多酸化窒素)を含む汚染物質の処理装置を作動させ、一般走行の際には無効になるようなソフトウェアまたは装置が自社製車両に搭載されたことはこれまでに一切ないことを言明します。

PSAプジョー・シトロエンは、Blue HdiをSCR(Selective Catalytic Reduction、選択触媒還元) 技術をEURO6基準のディーゼル乗用車全車に採用した初の自動車メーカーです。この排気ガス浄化システムにおいて、PSAプジョー・シトロエンは百件ほどの特許を保有しており、NOx処理分野では最も性能の良いテクノロジーとして数多くのメディアでも取り上げられています。

同じ志のもと、PSAプジョー・シトロエンは、EURO5基準が全自動車メーカーに義務付けられた2011年5月よりも11年も前に微粒子フィルターを発明しております。お客様からの信頼を裏切らないために、PSAプジョー・シトロエンとして以下の行動を積極的にとります。

  • 基準で定められた燃量消費率の表示以外に、独立した第三者機関によって測定される、PSA車両の一般利用時の燃量消費率の公表をすること
  • 実際の走行条件をより良く反映する、数年後施行予定のWLTPに先んじて技術的対策を実施すること
  • Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure –乗用車等の国際調和排出ガス・燃料消費率試験法