2014年 レース・スロバキア

シトロエン・レーシングはスロバキアリンク（スロバキア）で行われたFIA世界ツーリングカー選手権（WTCC）で、今回も予選で1-3位を占め、レース1では1-2フィニッシュを飾りました。続くレース2は悪天候によりキャンセルとなりましたが、シトロエン C-Elysée WTCCは開幕以来4大会連続で優勝を飾り、圧倒的な速さを見せ続けています。

• ※結果はFIAの最終確認を条件とする。

今回もシトロエン C-Elysée WTCCに対し、性能調整による60kgのウエイトハンデが課せられていますが、予選ではホセ‐マリア・ロペスがトップタイムをマーク。セバスチャン・ローブが2番手、イヴァン・ミューラーが3番手と、前戦同様シトロエン勢が上位を独占しました。

天候は雨、ウエットコンディションで行われたレース1では、ローブが絶妙のスタートを見せトップに立ち、ロペスがそれに続きます。ミューラーは4番手となりましたが、その後ジャンピングスタートによりドライブスルー・ペナルティが科せられました。ローブ、ロペスの2台は3位以下を引き離しますが、激しさを増した雨によりコンディションが悪化。5周終了時点でセーフティカーが導入されました。その後4周にわたりセーフティカー先導での周回が続きましたが状況はさらに悪化し、レースはそのまま終了となりました。ローブは今季2勝目を挙げ、ロペスが2位となりシトロエン C-Elysée WTCCが1-2フィニッシュを飾りました。ペナルティにより大きく順位を下げたミューラーは、追い上げをみせて10位入賞を果たしました。その後スロバキアリンクは激しい雨と風に見舞われ、危険なコンディションと判断した主催者はレース2をキャンセルする決定を下しました。

シトロエン C-Elysée WTCCは開幕来4大会連続で勝利を収め、マニュファクチャラーズ選手権でポイントを獲得し首位を独走しています。ドライバーズ選手権でも1位ロペス、2位ローブ、3位ミューラーと、上位を独占しています。

プジョー・シトロエン・ジャポンではシーズンを通してWTCCのリザルトやプレビューなどのレポートをタイムリーに配信し、10月の日本ラウンドに向けて様々なPR活動を展開、WTCCを盛り上げて参ります。

ドライバーのコメント

セバスチャン・ローブ

「最高のスタートを切ることができ、第1コーナーまでにトップに立ちました。視界は私が一番良かったので、アタックして少し差を広げることができました。今回の優勝で貴重なポイントを獲得でき、自信も高まりました」

ホセ‐マリア・ロペス

「スタートはうまくいきませんでした。これが私の弱点なので、克服するために努力しなければなりません。しかし、このようなコンディションの中で２位になれたのはいい結果です」

イヴァン・ミューラー

「スタートでミスをしてしまいました。マシンが1メートル前に進んだので一度停止し、赤ランプが消えてから再び走り出しました。ペナルティを受けることは承知していましたから、それまでアタックはしませんでした」

インフォメーション

WTCC第4戦のダイジェスト映像を公開中

悪コンディションにも関わらず今週も他勢を引き離して圧倒的な強さを魅せた3台のC-Elysée WTCC。
シトロエン・レーシングのFacebookではその混戦の模様をダイジェストムービーとして公開しています。 是非ご覧ください。

レース結果

レース1

レース2

大雨のため、中止になりました。

• ※上記結果はFIAの公式発表によるものです。

ポイントスタンディング

ドライバーズ

マニュファクチャラーズ